27日(日)に相続関係の資格試験を受けました。
民間資格で難易度もかなり低いものですが、今後のことも踏まえて勉強をし直したという感じです。
試験会場(といっても民間の小さなパソコンスクール)は東武東上線の朝霞駅が最寄りでした。
埼玉は鉄道網が東京から放射状に延びている関係で東京に対して上り下りは便利なのですが、東西方向への移動は不便です。
大宮から朝霞へ行くのも、京浜東北線・武蔵野線・東武東上線と2回の乗り継ぎが必要で結構面倒でした。
武蔵野線と東武東上線の接続駅である朝霞台駅で、ひと駅先の朝霞駅までの移動で電車を待っていると、来たのは「元町・中華街行き」の電車。
元町?中華街?横浜?なんで埼玉の地方都市から遠く中華街行きの電車が走っているの?
と驚きました。
路線図をみると、東武東上線から和光市で地下鉄有楽町線に乗り入れ、そのまま副都心線からなんちゃらかんちゃらで最終的に元町・中華街まで接続していました。
そういえば副都心線ができたときに中華街と川越という埼玉と神奈川の観光地が結ばれたというニュースを聞いたような気がうっすらと蘇ってきましたが、同じ埼玉でも川口・浦和・上尾はなじみが深いですが、川越・志木・朝霞、あるいは所沢などは本当に縁がないです。
実際いまでも埼玉西武ライオンズは所沢という印象が強いですし、大宮アルディージャに親近感を持つ所沢市民もおそらく希少だと思います。
そんなこんなで新鮮な印象の朝霞の街でしたが、試験が終わり駅までの道すがらをぷらぷら歩いていると、ちょっと気をひかれるお蕎麦屋さんがありました。
(後で家に帰って確認したら水魚亭というお店でした)
試験が終わったのが16時前の中途半端な時間でしたし、小雨がぱらつき始めた空模様も、こんな日はちょっと飲んじゃおうかという気にさせるというか、要するに休日の蕎麦酒という大人の嗜みを急にしてみたくなりました。
入店時に二人ほどいたお客さんが帰り私一人になった時にマスターが出してきた、「今日の一番お勧めはこれなんです」という原木しいたけ。
店の横で自分で栽培しているらしいです。
醤油をつけて軽くあぶったものを出されましたが、これが本当においしかった。
マスターいわく、「やっぱり瑞々しさが違いますよね」との弁でしたが、その通りでした。
朝霞という馴染みのない街で異邦人よろしくお酒を飲み蕎麦を手繰る。
試験がらみとはいえ悪くない休日を過ごしました。
朝霞台から元町中華街まで。
所要時間は2時間くらいかな?
直通で乗り通す人も何人かいるのでしょうか?
これが原木生しいたけ。
大きくて瑞々しい。
お蕎麦も美味しかったです。