大手&大手&大手

先日お引き渡しをさせて頂いた賃貸マンションは、借主も貸主も大手法人(借主は社宅代行会社)、ご入居されたお客様も大手法人の高い役職の方でした。
(うちのお店だけが超零細Docomo_kao8

大手の貸主・借主の場合、入居審査はほぼフリーパスですし、ドタキャンとか「あ、それ間違いでしたー」みたいないい加減なことは双方行わないというメリットはあるのですが、逆に書類や手続きはやたら細かいのが特徴。
手続きに何か漏れがあると、「鍵は引き渡せません」と言われたりするので細心の注意が必要です。
まして入居される方も大手法人の偉い方ですと、その会社のご担当者様のお気遣いも伝わってきて気が抜けません。
(もちろんそうでなければ気を抜くということではありませんが念のためDocomo_kao8

なんにせよ無事お引き渡しが終わって一安心。
開放感のある快適なお部屋でしたよ笑い

 

at 14:49, (株)しあわせハウジング, 不動産屋の日常

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社会の病巣

ちょっとタイトルが大袈裟でしょうか。

先日あるマンションの内見に行きました。
管理会社さんから鍵を借りて、お客様は私の知人。
管理会社もよく知っている会社ですし、仕事とはいえ気楽な感じで現地に向かいました。

一通り部屋内を見た後、1Fロビーに戻ると見知らぬ人がこちらに視線を送ってくるので、「何か御用ですか?」と声を掛けたところ「あなた誰ですか!?」と逆に詰問口調で返されました。
不動産屋で空いているお部屋にお客様をご案内しに来た旨を伝えたものの、相手は興奮気味の口調で明らかに目がイっちゃってる感じでしたので、あんまり相手にしたくないなーと思っていると「もう警察を呼びました」とのこと。

ほどなくしてお巡りさん到着。
ちょっとこちらへと私たちだけ促されて、簡単な事情説明を求められました。
単に物件を見に来ただけなのでこちら側に不審なことがあるはずもなく、逆にこちらから質問してみました。
「あの人ちょっとおかしくないですか?」

結論から言うとこの人、1日に何回も警察に電話をしているそうです。
様子からみるに被害妄想的な心身症の類かなーと思いましたが、詳しくは分かりません。
お巡りさんもその度に出向いてこなければならず困っているようでした。

ご案内に関してはこの部屋を借りますという話には当然ならなくてそれはそれで仕方がないのですが、このお話しは管理会社さんにも伝えないわけにはいきません。
こーいうことがありましたよ、知らずに契約してしまう人がいたら入居後にトラブルになる可能性大ですよと・・
管理会社さんも把握していなかったらしく、貸主に確認しますと言っていました。
(貸主さんの体調が悪くて、貸主の代理の方が窓口になっていることも情報が入ってこなかった原因かもしれません)

その後、そのトラブルメーカーさんの状況が分かったらしく、私にも個人情報保護法に抵触しない範囲で事情の説明がありました。
やはり心を病んでいる様子で、仕事もできていないそうです。
「市の福祉とも相談してなんとかするよ」
と言っていましたが難しいでしょう。

常軌を失った人はある意味無敵。
変な事件事故を引き起こさないことと、これ以上警察に面倒を掛けないことを祈るばかりです。
不動産屋としてはあの物件は要注意という情報をインプットしました。
避けづらいとはいえ、集合住宅はほかの部屋にどんな人が住んでいるかが分からないことがリスクだなと改めて感じた一件でした。






 

at 10:30, (株)しあわせハウジング, 不動産屋の日常

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